独りよがりのつぶやき

花の写真を中心とした 気ままなブログです

水と林と花と(4)

H24.6.4(月)

カッコウやウグイスの鳴き声が、小気味よいほどに響いている。
ジッと耳を傾けウットリと聞き惚れていたら、「外に出てみては!」
と誘われているような気がした。それでは小鳥の森にと思ったが、
サイハイランやマルバダケブキが気になり、水林自然林に向かった。

風のかみさんが「フタリシズカ≪二人静≫が・・・」とつぶやいた。

フタリシズカ


枝を軽く引き寄せ、「コゴメウツギ≪小米空木≫かな・・・」と。

コゴメウツギ


「たしかジシバリ≪地縛り≫ね」。

ジシバリ


アア~、花の名前は分からない! 花から一寸ハナれよう!

林のなか


清流を撮ろうとしたら、畔に花。「ヤブレガサ≪破れ傘≫」と、事もなげに風のかみさん。

ヤブレガサ


この花は「ミヤマカラマツ≪深山落葉松≫」と。

ミヤマカラマツ

ん~、一刻も早く名前を知っているサイハイランやマルバダケブキに出会いたい!

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  1. 2012/06/05(火) 22:00:00|
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水と林と花と(5)

H24.6.4(月)

「サイハイランが沢山咲いてるよ」との声。
ようやく、お目当てのサイハイラン≪采配蘭≫に出会えた。

№1 サイハイラン

名前の由来は、形が采配に似ているからとか。学名は Cremastra
appendiculata。Cremastra はギリシャ語の「kremannymi(懸垂
する)+ astron(星)」が語源で、星形の花が下向きに咲いて
いる姿に見立てたことによるそうだ。

   №2 サイハイラン

花の中央に白い棒状の蕊柱(ずいちゅう)があり、
先には淡黄色の葯が付いている。蕊柱の下側には唇弁がある。

№3 サイハイラン

「濃い色のがこっちに・・・」との声。

№4 サイハイラン

花は下の方から咲いていく。咲き始めは横向きだが、すぐに
下向きに垂れ下がる。

№5 サイハイラン

「変わった色をしたのがあるよ」と風のかみさん。

№6 サイハイラン

遠くから見ると枯れ草のように見えるサイハイラン。
地味な感じがするが、よく見ると、とても面白い形をした花だ。
色は紅紫色から黄褐色と変異に富んでいる。
花言葉は “人生の勝負師” とか。

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  1. 2012/06/07(木) 06:00:00|
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水と林と花と(6)

H24.6.4(月)

マルバダケブキ≪丸葉岳蕗≫の見ごろはこれからという感じだが
それでも結構開いていた。

№1 マルバダケブキ

次は横から。

№2 マルバダケブキ

纏まって咲いているところが何カ所かあった。

№3 マルバダケブキ

おとなしい感じで咲いている花も・・・。

№4 マルバダケブキ

因みに、マルバダケブキの名前は、
フキ≪蕗≫に似た丸い葉で、フキに比べて標高の高い山岳に自生するからとか。

№5 キンラン

キンランが残っていた。
薄暗い林内には、キンランやマルバダケブキの黄色がよく映える。

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  1. 2012/06/08(金) 06:00:00|
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水と林と花と(7)

H24.6.4(月)

管理人の高橋さんに、「ト・・ランが満開だよ。
場所はロープで囲ったので、すぐに分かるから。」と教えられた。

  №1 トケンラン

「ト・・ラン・・・?」。
「トケイラン」と聞こえたようだが、「コケイラン」かなとばかり思っていた。
だが、とんでもない。風のかみさんも私も初めて見る「トケンラン」だったのだ!

№2 トケンラン

「杜鵑(とけん)」はホトトギスの漢名で、
名前は、黄褐色の萼片や側花弁の紫の斑点を、あるいは白い唇弁の紅紫色の斑紋を、
ホトトギスの胸の模様に見立てたことに由来するとか。

№3 トケンラン

ラン科サイハイラン属の多年草。
学名は Cremastra unguiculata。Cremastra は「懸垂する+星」、
unguiculata は「爪状の、根元でくびれた」という意味らしい。
同じ仲間のサイハイランは下向きに、トケンランは横向きに咲いている。

№4 トケンラン

「絶滅の危険が増大している種」のトケンラン。
身近なところで、こんなに沢山咲いているのは驚きだ。
稀少な生命を育んできている水林自然林の凄さ、貴重さを再認識した。
そして、高橋さんたちの大変なご苦労を思った。 感謝!

№5 トケンラン

この日は小雨が降ったりと天気が悪く、林内はとっても暗かったが、お目当ての
サイハイランやマルバダケブキをはじめとした多くの花たち、とりわけこれまで
見たことのないトケンランに出会えたのは、何よりの幸せだった。

№6 トケンラン

羽根を広げ、鳴きながら空を飛んでいるような姿のトケンラン。
ホトトギスは、「時鳥」、「子規」、「不如帰」などと表記される。
鳴き声を、風のかみさんは「てっぺん欠けたか」と聞き、私は「特許許可局」と
聞く。次に出会えるときは、どんな姿を見、どんな鳴き声を聞くのか、楽しみだ。

 「ほととぎす 鳴く鳴く飛ぶぞ 忙はし」 松尾芭蕉
 「卯の花の 散るまで鳴くか 子規」   正岡子規
 「谺して 山時鳥 ほしいまゝ」      杉田久女


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  1. 2012/06/09(土) 06:00:00|
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セイヨウシャクナゲ

H24.6.6(水)

今年のシャクナゲは、葉が少し元気ないのでどうかな?と心配したが、思いのほかに
沢山開いてくれた。先月25日、最初の花が開いて以来、毎日楽しませてもらっている。

№1 セイヨウシャクナゲ

青空を背に輝いて

№2 セイヨウシャクナゲ

新たな蕾も少しずつ開き

№3 セイヨウシャクナゲ

次から次と咲き誇り

№4 セイヨウシャクナゲ

蝶や小鳥も蜜を吸いに来て

 №5 キアゲハ  №6 ?  №7 シジュウカラ

雄しべが元気に伸び

№8 セイヨウシャクナゲ

今しばらくは、楽しませてもらえそうだ。

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  1. 2012/06/10(日) 06:00:00|
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シラン

H24.6.11(月)

3.11東日本大震災から今日で1年3ヵ月。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害を受けられた皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。

14:46 黙祷・・・。



最近とみに、この国の姿は一体どうなっているのだろうかと思うことが多い。
大飯原発の再稼働問題はその最たるもの。8日(金)の野田総理の記者会見
「大飯原子力発電所3、4号機の再起動について」を見て、唖然とした。

フクシマで起きた原発事故の教訓を忘れることなく、今、わが国が脱原発社
会へ向けて誤りなく歩まなければならない状況の中で、恰も事故が無かった
かのような発言がなされたことには、憤りを越えて情けなさすら覚えた。

福島県は、3ヵ月前に発表したふくしま宣言の中で、「私たちは、科学技術の
力を過信することなく、自然の持つ力の大きさをもう一度しっかりと心に刻み、
全ての人が安心して暮らせる社会づくりを進め・・・二度とこのようなことが起
きないよう、県内の原子力発電所を全て廃炉とすることを求めながら、再生
可能エネルギーを推進し、原子力に頼らずに、発展し続けていくことができる
社会を目指します。」と誓った。

フクシマから、脱原発社会へ向け、県内のみならず全国へ、そして世界へと、
さまざまなことを発信しなければならないこのときに、うな垂れてばかりいるこ
とは許されない。県には、「大飯原発の再稼働には反対だ!」との明確なアピ
ールを、毅然として力強くすることを望む。一方、我々一人一人の言動もまた、
その取り組みを進める上での小さな一歩一歩となることが必要だ。



空をゆったりと飛んでいるような姿のシラン≪紫蘭≫

№1 シラン

庭の傍らにひっそりと立ち上がり

№2 シラン

うつむき加減に・・・

№3 シラン

その姿にトキソウ≪朱鷺草≫やサワラン≪沢蘭≫の姿が重なる

№4 シラン

魅惑的な姿のシラン

№5 シラン

シランが待ち続けるのは、我々人間でなく虫たちの訪れ・・・。

未来が待ち受けているのは、過ちを認め、反省し、新たな道を歩み続ける姿だ。
何処の国のことでもない。何処の街のことでもない。他の誰のことでもない。
自らのことだ。知らんとばかり言ってはいられない!

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  1. 2012/06/11(月) 06:00:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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教えられっ放し

H24.6.12(火)

「ホタルブクロが開いたよ」と風のかみさん   - H24.6.6(水) ≪蛍袋≫ -

ホタルブクロ

「今年は痛みが激しい・・・」   - H24.6.7(木) ≪桃色昼咲月見草≫ -

モモイロヒルザキツキミソウ

「大分前から咲いてるよ」   - H24.6.9(土) ≪雪の下≫ -

ユキノシタ

「白が開いた!」   - H24.6.10(日) ≪蛍袋(白花)≫ -

ホタルブクロ(白花)

「こんなに沢山つけて」   - H24.6.10(日) ≪蛍袋≫ -

ホタルブクロ

「あちこちに飛んで・・・」   - H24.6.10(日) ≪姫風露≫ -

ヒメフウロ

「まだ これから・・・」   - H24.6.11(日) ≪夕化粧≫ -

ユウゲショウ

「増え過ぎて・・・」   - H24.6.11(日) ≪紫露草≫ -

ムラサキツユクサ

庭に咲く花たちの動きについて、風のかみさんから教えられっ放し。
庭に出て花たちに結構向き合っているのだが、撮影ばかりに気を取られ、
全体を把握していない。「木を見て森を見ず」の類か。今の世の中の風潮
に毒されているかのようで、我ながら困ったものだ。

朝食時に、キョウカノコやアジサイの蕾がほどよく色づいてきたことが話題
になった。「今度こそは早めに気付き、こちらから教えてやろっ!」・・・。

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  1. 2012/06/12(火) 12:35:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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空を見上げて

H24.6.12(火)

先日、本宮の友人から手紙をいただいた。
「空を見上げてきた」との内容で、金環日食と金星の日面通過の写真が入っていた。
それぞれ、田村市と新潟市へ出かけて撮影したとのこと。友人は2009年の皆既日食
を観測するために中国まで行ったほどの、大の天体観測マニアだ。

素晴らしい天体ショーを独り占めするのは勿体ない。了解を得てアップした。

  金環日食 - H24.5.21(月) 田村市:星の村天文台 -

次の3枚は部分日食の様子・・・時刻は7時37分29秒ころか( 「日食ナビ」参照)。

金環日食 (1)

田村市の部分日食は 6時22分14秒に始まり、終了時刻は9時7分11秒・・・

金環日食 (2)

金環日食は 2時間44分57秒間にわたって続く・・・

金環日食(3)
  
最大食は 7時38分29秒!

金環日食


次の2枚は、金星の日面通過の様子
・・・時刻は9時30分ころか( 「つるちゃんのプラネタリウム」 参照)。

  金星の日面通過 - H24.6.6(水) 新潟市:磐越道新潟PA -

金星の日面通過(1)

フィルターを換えて

金星の日面通過(2)


次回の金環日食は、2030年6月1日に北海道で見られる18年後とか。
また、次回の金星の日面通過は、105年後の2117年12月11日とか。

105年後は無理として、18年後の金環日食を見ることが出来るだろうか?
18年後は90歳近くになるが、全く可能性がないとは言い切れないような・・・。
それまで楽しい夢を見続けていたいものだ。夢を送ってくれた友人に、感謝!

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  1. 2012/06/12(火) 13:00:00|
  2. その他
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水と林と花と(8)

H24.6.11(月)

水林自然林を訪ねた。

遠くにある木を見て、風のかみさんが「何の木かしら?}と呟いた。
戻って調べたら グミ≪茱萸≫だった。拡大したら 実がついているのが分かった。

グミ

次は、シラキ≪白木≫。樹皮(または材)が白いからとか。これも後で分かった。

シラキ

ホオノキ≪朴の木≫の葉が空を覆っていた。

ホオノキ

雷が落ちて枯れてしまったのだろうか、大きな存在感で迫ってくる。

   枯 木

清流と木々とマルバダケブキと・・・。

清 流

盗掘防止の注意喚起の立て札。その右上後ろにトケンランが残っていた。

注意喚起の立て札

盗掘された痕跡なのだろうか、怒りが込み上げてきた。

盗掘跡

珍しい腐生ラン、オニノヤガラ≪鬼の矢柄≫に出会った。
名前は、真っ直ぐな茎を鬼が使用する矢に見立てたことに由来するとか。
盗掘者の卑劣な行い、考えを射抜きたい・・・そんな思いに駆られた。

   オニノヤガラ

何とも奇妙な形のオニノヤガラ。この花の個体数も激減しているとか。

オニノヤガラ

稀少植物の自生地が知られることによって、盗掘されたり、自然破壊が進んだり、
そんなことになりはしないかと危惧したりもする。「そっと見守っていてください ~
自然はみんなのものです ~」と祈りながら、躊躇いつつブログの記事を書いている。

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  1. 2012/06/15(金) 18:00:00|
  2. その他
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また教えられ

H24.6.14(木)

12日(火)、キョウカノコ≪京鹿子≫の蕾が開いた。

キョウカノコ

その手前の足元に、春先に取り除いたはずのドクダミ≪蕺草≫が残って咲いていた(6/12)。

ドクダミ

「アワモリショウマ≪泡盛升麻≫みたいのがあった」と言ったら、
「あれは園芸用に改良した花で、「アスチルベ」と言うの。」と教えられた(6/12)。

アスチルベ

ポピーも元気に咲いている(6/12)。

ポピー

ホタルブクロも、どんどん増えている(6/14)。

ホタルブクロ(白)

14日(木)、「キョウカノコが開いたよ」と、またもや風のかみさんに先を越された。

キョウカノコ

花の教師は、いつまで経っても花の教師か・・・!

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  1. 2012/06/16(土) 22:00:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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お知らせ

H24.6.18(月)

  ブログのリンクの解除について(お知らせ)

このブログに貼らせていただいていたブログにつきましては、
それぞれのブログに、よりタイムリーで的確にアクセスができるよう、
このたび、フィード(RSS)使用の表示に切り換えることといたしました。

つきましては、誠に勝手ながらリンクを解除させていただきますので、
ご了承願います。これまで快くリンクを認めて下さった方々に、心から
感謝いたします。本当にありがとうございました。

引き続き、皆様方の素敵なブログを拝読したいと考えておりますので、
今後とも、どうかよろしくお願いいたします。


テーマ:お知らせ - ジャンル:ブログ

  1. 2012/06/18(月) 00:00:00|
  2. ごあいさつ・お知らせ
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ホタルブクロ

H24.6.18(月)


ホタルブクロが狂いそうに咲いている!


ホタルブクロ



俺の頭も狂いそう・・・!


ホタルブクロ



「もうすでに狂ってるよ」と言われてしまった!


ホタルブクロ


ん~、変にナットク!

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  1. 2012/06/18(月) 22:00:09|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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容保桜

H24.6.19(火)

今日は、京都府の開庁記念日。その京都府庁旧本館(重文)の中庭に、
「容保桜(かたもりざくら)」と呼ばれる桜がある。

  容保桜(全体) - 京都府HP -

    容保桜(全体)

  容保桜(アップ) - 京都府HP -

  容保桜(アップ)

樹齢は約80年とのこと。名付け親は桜守佐野藤右衛門さんで、案内板に
は、「現地の京都府庁は、元京都守護職上屋敷の跡地であり、・・・
当時守護職の任に当った、松平容保の名を継承し、容保桜と命名する。」
と記されている(「府庁旧本館中庭の桜の命名について」) 。

京都の会津藩上屋敷について、少し調べてみた。

会津藩の第9代藩主松平容保公(天保6年(1836年)-明治26年(1893
年))は、文久2年(1862年)8月に京都守護職を拝命、12月には千人以上
の藩士たちを率いて上洛した。守護職の役宅をはじめ藩士たちが身を置く
屋敷が完成するまでの間、約4万坪という広大な寺域と52もの宿坊を擁す
る黒谷の金戒光明寺を本陣として、都の治安維持に当たった。

会津藩は、上洛後市中に数カ所の広大な屋敷を構え、上屋敷は、文久3
年(1863年)に現在の京都府庁が置かれている敷地に建設が始められ、
度重なる増改築を経て慶応元年(1865年)に完成したとのこと。敷地は、
今の京都府庁、第二日赤病院、梅屋校を含む広い地域の民有地を買収
したもので、面積は約99,000㎡(3万坪)にも及んでいたそうだ。

文久3年10月9日(1863年11月19日)、容保公は、孝明天皇から「八月
十八日の政変」の際の業績を賞揚する御宸翰(天皇直筆の手紙)と御製
(天皇の和歌)を下賜される。

【御宸翰】 「堂上以下 暴論を疎(つら)ね 不正の処置増長し 心痛耐え
       難く 内命を下せしところ 速やかに領掌し 憂患掃攘 存念を
       貫徹の段 全く其方の忠誠にて 深く感悦のあまり 右一箱
       これを遣わすもの也」

【御 製】 たやすからざる世に 武士の忠誠の心をよろこびてよめる
      「和らくも たけき心も 相生の まつの落葉の あらす栄へん」
      「武士と 心あはして いはほをも つらぬきてまし 世々の思ひて」

容保公の上洛に伴い都入りした藩士の中に、山本覚馬(文政11年(1828
年)-明治25年(1892年))がいる。来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」
主人公、新島襄の妻八重(弘化2年(1845年)-昭和7年(1932年))の17
歳年上の兄。八重の生涯を語る上で忘れることができない人物で、戊辰戦
争後、京都府顧問、京都府議会初代議長、京都商工会議所会頭などを歴
任し、京都の近代化に大きく寄与し、「近代京都の父」と称されている。

慶応3年(1867年)12月、王政復古 により京都守護職は廃止され、翌年
1月には容保公の官位剥奪、京都屋敷の没収などが行われ、12月会津藩
は廃止された。京都守護職が担っていた職務は、慶応3年12月に設置さ
れた京都市中取締役所(翌年3月に京都裁判所、4月には京都府と改称)
へと引き継がれた。

京都府の立庁は明治元年(1868年)6月19日(旧暦の慶応4年閏4月29
日)で、庁舎は、当初は三条烏丸の旧教諭所、その後元東町奉行所(神泉
苑西)へ、そして翌年、現在京都府庁が置かれている京都守護職屋敷跡
移転した。さらに、明治4年(1871年)京都府に移管された二条城二の丸
御殿に移転した。

京都府庁は、明治18年(1885年)まで二条城に置かれていたが、明治18
年(1885年)になり、会津藩上屋敷の敷地跡に京都府庁が建設され、その
後、明治37年(1904年)にルネサンス式建物となり、現在に至っている。

上屋敷跡地に植えられた容保桜の樹齢は約80年、八重が亡くなったころに
生まれた桜だ。容保桜の案内版は、「今昔の京都を見続けた場所に、この
ような桜が偶然とは言えあるのが面白い。今後も永く府の行政を見続ける
様、守り育てたいものである。」と記している。

幕末の動乱、遷都後の復興、そして今日に至るまでの京都を見続けている
地に咲く、まだ見たことのない容保桜。京を訪ね、是非出会いたいものだ。

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  1. 2012/06/19(火) 22:00:00|
  2. それぞれの桜
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友人からの(5)

H24.6.23(土)


友人から写真が送られてきた。

浄土平に行かれた折の写真だ。

  浄土平湿原 - H24.6.18(火) 福島市:浄土平 -

浄土平湿原

青空に白い雲、吾妻小富士に浄土平、そしてワタスゲの群落、まさに天上の楽園だ!


  オオカメノキ《大亀の木》 - H24.6.18(火) 福島市:浄土平 -

オオカメノキ

オオカメノキの名は葉が亀の甲羅のように見えることによるらしいが、正式名は
虫が葉を好むというのでムシカリ《虫狩》とか。オオカメノキの名の方が一般的か。
周辺の白くて大きいのは虫たちを呼び寄せる飾り花、中心部にある小さいのが花。


  アカヤシオツツジ《赤八汐躑躅》 - H24.6.18(火) 福島市:浄土平 -

アカヤシオツツジ

栃木県の県花は「やしおつつじ」。数年前のことになるが、アカヤシオツツジの
名所として知られている月山(日光市栗山)に、友人ご夫妻と行ったことがある。
「全山これアカヤシオ」の見事な眺めに驚いた。

雨模様のなか、素敵な画像で楽しい時間を過ごさせてもらった。友人に 感謝!

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  1. 2012/06/23(土) 22:00:00|
  2. 花のすがた
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キョウカノコ

H24.6.25(月)

キョウカノコ《京鹿の子》は、バラ科シモツケソウ属の多年草。
名前の由来は、京染の鹿の子絞りからとか。子鹿の背中の白い斑点
が薄紅色をしている、そんな模様の衣装をこの花にイメージしたのだろうか。

  キョウカノコ《京鹿の子》(1) - H24.6.25(月) 福島市岡部(自宅) -

キョウカノコ(1)

昨日の午後、キョウカノコを分けてくれたお隣りさんが庭に来た。
花を見て「ワ~、キレイ!」。「あなたからもらったのよ」と風のかみさん。
お隣りさん曰く、「ん、忘れた・・・」。

  キョウカノコ《京鹿の子》(2) - H24.6.21(木) 福島市岡部(自宅) -

キョウカノコ(2)

食事が終わって休んでいたら、風のかみさんに電話がかかってきた。
「いただいたキョウカノコが今年も綺麗に咲いて・・・」。

  キョウカノコ《京鹿の子》(3) - H24.6.21(木) 福島市岡部(自宅) -

キョウカノコ(3)

キョウカノコを介しての人とのつながり。花が取り持つ不思議な縁を思った。

ところで、同じような形や色をしている花に、シモツケソウ《下野草》がある。
同じバラ科だが、シモツケソウにはトゲがあり、キョウカノコにはトゲがない。
また、似たような花を咲かせる植物として、シモツケ《下野》ホザキシモツケ
《穂咲下野》
アイヅシモツケ《会津下野》などがある。こちらの方は、何れも
草ではなく木だ。

花はホントにさまざま!

それにしても、花より団子とは言わないが、 京鹿の子が食べた~い!

京都絞り工芸館へおこしやす
    二条城近くで、京鹿の子絞りの魅力にふれてみませんか

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  1. 2012/06/25(月) 22:30:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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