独りよがりのつぶやき

花の写真を中心とした 気ままなブログです

ゆるやかな営み

H23.5.1(日)

  マイヅルソウ《舞鶴草》  - H9.5.30 桧原湖畔探勝路 -

マイヅルソウ
 
 いつのまにか
 ゆるやかな営みを忘れ
 生命への畏敬の念や
 宇宙への神秘への感嘆の声を
 失いかけている
 
 羽根を傷めながらも
 長い旅を続ける渡り鳥よ
 どうか見捨てずに
 また飛んできておくれ
 
 水辺や木々の梢に
 平和や愛を求める祈りの声が
 今もなお聞こえるこの大地に 


      - 「花のすがた」 -


4/30 1,500歩


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  1. 2011/05/01(日) 08:49:32|
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ヒゴツバキ?

H23.5.2(月)

  ヒゴツバキ《肥後椿》? H23.4.29 岡部

ヒゴツバキ?

我が家には、春になると頭を悩ます花がある。
肥後椿としていただいた椿の花だが、開いた花を見るにつけ、どうしても藪椿としか思えない。
庭には、藪椿、ピンクの椿、肥後椿?が各1本、それに夏椿が3本あるが、自宅を新築した際に義父からもらった椿は枯らしてしまった。見事に花を咲かせていたのだが、残念でならない。その椿の名も、ついに知らずじまいだった。

110417 ヤブツバキ (1) 110419 ・・・ツバキ 990720 ナツツバキ 岡部 110212 サザンカ 110324 サザンカ 110429 ヒゴツバキ? 110429 ヤブツバキ(2)

山茶花は4本あり、花は長い期間咲いていて結構楽しめるが、椿の花との見分け方が私にはよくわからない。
「椿の花は丸ごと落ちるが山茶花は花びらが個々に散ることや、花が全開しているかどうかで区別が出来る」と聞いたことがあるが、咲く時期などで何とか区別をしている。

椿の名の由来については、葉が艶々している木「艶葉木」が転訛した、葉が厚い木「厚葉木」から転訛したというのが代表的な説だが、「椿の花は、中央が筒抜けていて、ちょうど刀の鍔のように見えるから」⇒「鍔木(つばき)」⇒「椿」ではないか、との説(中村浩著「植物名の由来」1998年)に惹かれる。

同書は、「落ちざまに 虻(あぶ)を伏せたる 椿かな」との夏目漱石の句について言及している。椿の花は下部が重いので、たいていは仰向けになって落下する。重力の法則からしても虻を伏せたようには落ちないのだから、この句は植物学的には「迷句」だと批評しているのが面白い。

椿の花が落下する様子は、武士の首が落ちるのに似ているという理由で椿を嫌ったという話もある。しかし、それは幕末から明治時代以降の流言であり、実際には江戸時代には大々的に品種改良が進められていたというのが真相で、むしろ潔い花として珍重されていたらしい。(Wikipedia)

あちこちと彷徨った挙句、結局肥後椿ではなく、矢張りヤブツバキでは!というのが結論だった。

【追記】
あちこちと歩いていたら、虻を伏せたような格好で落ちている花を見つけた(上の7枚目の写真)。
早速家内に「重力の法則に反して落下した椿があったぞ!」と興奮気味に話したら、
「白のヤマブキの上にあったので、樹の下に動かしておいたのよ」とのつれない答え。ん~残念!

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  1. 2011/05/02(月) 16:40:39|
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№13 戸赤の山桜 H23.5.3

H23.5.3(火)

  戸赤の山桜 - H19.5.4 下郷町戸赤 -

戸赤のヤマザクラ

昨日の朝、何気なく外を見ていたら、集団登校の小学生の姿が目に入った。
みんなマスクをしている。花粉症対策ではなく、放射性物質からの被曝を防ぐためのマスクだ。

これまで、屋外活動制限の対象(校庭・園庭の空間線量率が3.8マイクロシーベルト/時間以上)となっていた福島第三小などは、先月28日・29日の環境放射線測定値が基準を下回ったことから、制限が解除された。

これで、市内の学校・幼稚園・保育所の制限が全て解除されたことになったのだから、マスクを外しても良さそうだと思うのだが、事はそう簡単でない。校庭で、元気に遊ぶ子どもたちの姿はない。

この異様な光景から抜け出て、子どもたちが伸び伸びと遊べるためにはどのようにすればよいのか、明確な答えはない。
マスクを外すのは、当分先になりそうだ。

それぞれの桜(9)で、越代の山桜を訪ねた翌日(H19.5.4)に下郷町に向かう途中、芦ノ牧温泉の遥か手前からとんでもない渋滞に巻き込まれたことを書いた。芦ノ牧温泉に宿泊する観光客かなと思ったが、そうではなく、大内宿に向かう車だった。延々と渋滞が続き、芦ノ牧温泉の手前から大内宿入口の分岐まで、2時間もかかってしまった。

この春の戸赤のヤマザクラの開花は、例年より遅れているとのこと。今日から3日間、戸赤の山桜祭りが開かれる。多くの方が戸赤を訪ねてくれて、遅い会津の春を晴れやかにしてくれればいいと願うばかりだ。


4月20日MBSラジオ小出裕章氏「子供達を被曝からどのようにして守るか」
NHK「かぶん」ブログ 2011年04月21日 (木)【解説・被ばく限度は1ミリ?20ミリ?100ミリ?】
日弁連会長声明 2011-4-22「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」
NHK「かぶん」ブログ 2011年04月29日 (金) 官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載
<福島第1原発>内閣官房参与辞任で不快感表明…福島県知事(毎日新聞)
福島・校庭放射線「20ミリシーベルト」国に不信感(河北新報)
福島県民の不安増幅 校庭利用基準、被曝線量年間20ミリシーベルト以下(産経新聞)
甲状腺ガンは3倍の可能性も! 小学校校庭の年間20mSv問題を告発した小佐古内閣官房参与「辞任」(現代ビジネス)

屋外活動制限対象小学校等の環境放射線測定結果(福島市)


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  1. 2011/05/03(火) 05:00:00|
  2. それぞれの桜
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ヒメフウロ

2011.5.3(火)

  ヒメフウロ《姫風露》 - H23.5.2 岡部 -

ヒメフウロ

我が家の庭の中で、花期が最も長い花はヒメフウロではなかろうか。
サザンカも長いが、約4ヵ月。ヒメフウロは、春から秋口まで5ヵ月以上
も咲いているような気がする。
ヒメフウロは全草に特有の悪臭がある。この匂いが塩を焼いたときの
匂いに似ていることから、別名シオヤキソウ《塩焼草》。
学名はGeranium robertianum L.。

ヒメフウロは、昔から "医者泣かせ"の異名で秘薬として用いられてい
るとか。傷の消毒や止血、歯痛や鼻血、下痢止めなどに効用があり、
また、独特の匂いを皮膚にすりつけておくと蚊避けにもなるそうだが、
まだ試したことはない。

スイスアルプスの街中の家屋は、赤・白・ピンクのゼラニウムでバルコ
ニーを美しく飾っている。ゼラニウムが用いられるのは、花の美しさや、
一年中咲いているという花期の長さだけではなく、悪臭が虫除けにな
ることも大きな理由の一つらしい。

名前の「ヒメ」は「姫」で、小さい、可愛いの意。「フウロ」は「風露草」。
合わせて「ヒメフウロ」。姫は女偏に臣。臣下を従える女性が、どうして
小さくて可愛いという意味を持つのか、分からない。

「フウロ」は「風露」と表記されるが、「フウロ」から連想するのは「風炉」
とか「風呂」。風炉と風呂の共通点は、四角形の一辺が開いていること。
そこが、風を入れる穴やたき口になっている。

周囲が木で囲まれている草刈場を「フウロ野」と呼び、この環境を好ん
で群落して咲いていたことから、草刈場に生える草という意味で「フウロ
ソウ」と呼ばれたとも(中村浩著「植物名の由来」1998年)。

いずれにしても、可愛い花だ。

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  1. 2011/05/04(水) 05:00:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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ヤマブキ

2011.5.4(水) 

  ヤマブキ《山吹》 - H23.4.29 岡部 -

ヤマブキ

昨日火曜日は、ゴミ出しの日。
ゴミを出して戻ってきた家内が、「ヤマブキが綺麗よ」と教えてくれた。
家内がヤマブキというときは、たいていシロヤマブキのことだ。好きなのだろう。

  シロヤマブキ《白山吹》 - H23.5.2 岡部 -

シロヤマブキ

早速庭に出て見たら、丁度見ごろを迎えていて、朝の陽射しを浴び、穏やかに微笑んでいるように咲いていた。
カメラを持ち出して写しながら、何故か、京都当尾の「笑い仏」を思い出した。

家内は、シロヤマブキとイカリソウを卵花瓶に挿して楽しんでいた。何と、剣山の代わりは大根!
その作品はこちらからど~ぞ!

紅白(こうはく)はおめでたいイメージ、黒白(こくびゃく)は悲しいイメージ、それでは黄白(おうびゃく)は?

山吹を詠んだ歌2首
 「花咲きて 実は成らずとも 長き日(け)に 思ほゆるかも 山吹の花」 万葉集巻10-1860 詠み人知らず
 「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞかなしき」 兼明親王(後拾遺和歌集 1154)

福島県環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果について (H23.5.2 原子力災害現地対策本部(放射線班)・福島県災害対策本部(原子力班)。空間線量率マップの作成。)

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  1. 2011/05/04(水) 23:13:18|
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イカリソウ

H23.5.5(木)

  イカリソウ《錨草》 - H23.5.4 岡部 -

イカリソウ

イカリソウには、長さ1.5~2cmほどの角のような形をした距(きょ)と呼ばれる部分がある。
この四方に伸びた距の姿が船の錨に似ていることから、錨草=イカリソウという名前が付けられた。
だが、距がないイカリソウもある。花の色は、白、クリーム、黄、紅、淡紫、赤紫などがあり、多彩だ。

我が家の庭にも、4種類のイカリソウがある。
本種イカリソウの葉は常緑でなく、葉が展開する前に花が咲き出す。
キバナイカリソウ《黄花錨草》は県内では主に会津地方で見られ、花の色は黄色。
トキワイカリソウ《常盤錨草》は北陸から山陰地方に分布し、冬に葉が枯れない。花の色は白色。
バイカイカリソウ《梅花錨草》は距がない。花の色は白色。

さらに多様な園芸種もあり、イカリソウの名前を同定することは難しい。
ま、面倒くさいことはさておき、花は愛でるのが何より。適当に分類した名前を呼んでは楽しんでいる。

イカリソウ① イカリソウ② イカリソウ③ ⇒ イカリソウ?
イカリソウ④ イカリソウ⑤ イカリソウ⑥ ⇒ キバナイカリソウ?
イカリソウ⑦ ⇒ トキワイカリソウ?
イカリソウ⑧ イカリソウ⑨ ⇒ バイカイカリソウ?

最近このブログで「家内」と書き込むことに、戸惑いと言おうか、一寸した後ろめたさのようなものを覚える。
家内は、この1週間ほどご近所さんとのお茶飲みや庭いじりなど、結構屋外に出るようになっている。
それに対して私と言えば、屋外にも出ずにパソコンの前にしっかりと錨を下ろしたままの、体たらくの日々だ。

「屋内退避」の状況の中にどっぷりと浸かり、家の中にばかりいるのだから、「家内」は私そのもの。
ウ~ン・・・「うちのかみさん」、「おかあさん」、それとも「ば~ちゃん」・・・か~・・・
どれも激しいおイカリを買いそう・・・「私はあなたの神様でもなく母でもなく祖母でもありません!」
・・・矢張り「家内」のママにしておくか、それとも「妻」と表記すべきか・・・それが問題だ。

体調は今一ながら、今日は天気も良し。ホンジャ外にでも出っか~!

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  1. 2011/05/05(木) 21:00:00|
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リンゴの花

H23.5.6(金)

  リンゴ《林檎》の花 - H23.5.5 飯坂町湯野 -

リンゴの花

天気も良いし、久し振りに「家出」。
岡部から北上し、保原、伏黒を回り、果樹畑を眺めてこようと家を出た。
黄砂や酸性雨に加えて環境放射能の動きからも目を離せないが、それはそれ。
次から次と続く果樹畑の光景に目をやりながら、愛車を走らせた。

福島は、くだもの王国。食する楽しみに加えて、花を愛でる楽しみもある。
桜の花の後に、モモ、ナシ、リンゴ、サクランボなどの花が一斉に咲き始める光景は、見事だ。
道沿いのモモ畑の花は、さすがに殆ど終わっていた。大正橋、昭和大橋も、まだ全面通行止めのまま。
岡部に戻ろうと思ったが、「飯坂の方に行けば少しは見られるかも」とのアドバイスで、西に向かった。

リンゴの花は、私どもにとって、思い出深い花だ。
会津での3年4ヵ月の勤務の後、福島に異動したのが昭和44年4月。住まいは、南福島にある二間の家を借りた。
生活環境が大きく変わるなか、下旬には結婚式を控え、福島と会津と白河を行ったり来たりで無我夢中で過ごした。
5月に入ってようやく一段落したころ、借家の前の果樹畑には、甘酸っぱい香りがする涼しげな花の姿があった。
花には全くと言っていいほど無頓着だった私が、福島で最初に出会った花だった。
私ども夫婦のスタートの頃とリンゴの花が重なって思い出されるのは、大病をしたせいなのか、それともトシのせい?

そんなリンゴをはじめモモやナシなどは、今、環境放射能や風評被害の途轍もなく大きな影響下に置かれている。
土壌に近い場所での緊急放射線調査の結果では、特定の地域を除き、農作物には全く心配がない数値が出ている。
果樹農家の方々は、「がんばろう!ふくしま」のスローガンのもと、目に見えない恐怖と闘いながら、
全国の皆さんに今年も美味しい果物を届けようと、日々作業に当たっている。

是非、ふくしまの美味しい果物を沢山味わっていただきたいと願うばかりだ。

○○は、今日も卵花瓶での挿し花。庭に咲いているタツナミソウ《立浪草》とホタルカズラ《蛍葛》を使っての作品?だ。
こちらから、ど~ぞ。

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  1. 2011/05/06(金) 23:22:38|
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ナシの花

H23.5.7(土)

  ナシ(梨)の花 - H23.5.6 福島市笹木野 -

ナシの花

一昨日の飯坂町湯野に続いて、
昨日は、「家内」(・・・矢張りこれしかないか~!)の運転免許更新のため、町庭坂の県運転免許センターに行った。

湯野では、リンゴとモモを楽しんだが、ここはさすがに萱場梨発祥の地のすぐそば。果樹畑のほとんどが、梨畑だった。
更新手続きが終わるまでに時間があったので、近場を歩き回り(一寸歩き過ぎたが)、シャッターを切っては楽しんだ。

 モモ(桃)の花 - H23.5.5 福島市飯坂町湯野 -

モモの花

福島は、サクラの後も気を抜く暇がない。

浜岡原子力発電所の津波に対する防護対策の確実な実施とそれまでの間の運転の停止について H23.5.6 原子力安全・保安院

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  1. 2011/05/07(土) 23:13:44|
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ワスレナグサ

H23.5.8(日)

  ワスレナグサ《勿忘草》  - H23.5.7 岡部 -

ワスレナグサ

この時期、我が家の庭には色んな花が開き始め、楽しい時間を過ごすことが出来る。
なかでもワスレナグサやチゴユリ《稚児百合》などは、いつ開くのかと、いつも心待ちにしている花だ。

ワスレナグサは、家を空ける前は庭一面を埋め尽くすほどに咲き、近所の方が「花見」に来るほどだった。
以前の姿に戻るのに何年かかるのか、時折家内と話しては、往時を懐かしみながら楽しんでいる。

勿忘草・・・忘れていけないことは様々あるのだろうが、個人的なものは別にして、3.11はその最たるものだ。
そして、あの9.11は丁度10年前、21世紀の幕開けの年の出来事。これもまた、忘れてならない出来事だ。

  ホウチャクソウ《宝鐸草》 - H23.5.8 -

ホウチャクソウ

7年前には少なかったホタルカズラやサギゴケ、ホウチャクソウなどは結構増えて、私どもを喜ばしてくれている。
だが、チゴユリはまだだ。この春も、どうか忘れないで咲いて欲しい。

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  1. 2011/05/08(日) 23:43:09|
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チゴユリ

H23.5.9(月)

 チゴユリ《稚児百合》 - H23.5.8 -

チゴユリ

チゴユリが咲いた!

朝方は葉っぱに隠れていたのだろうか全く気がつかなかったが、お昼頃、顔を出している姿を一つだけ見つけた。
例えようもなく嬉しい。どうしてこんなに好きなのかと思うのだが、一つには、その姿の何とも言えない可愛らしさ、
もう一つは、山形県庄内の鶴岡市にある高舘山で出会ったチゴユリとの、その後の係わりが背景にあると思う。

高舘山への最初の訪問は、今から15年前、酒田市にある土門拳記念館への訪問とのセット旅行のときだった。
その時に出会った、足もとにひっそりと咲くチゴユリの姿の美しさに、家内は絵筆をとり、私はシャッターを切り、
時間が経つのを忘れた。

その後、絵は、家内の山歩きグループの記念誌の表紙を飾り、写真は、次の文を添えて「花のすがた」に収められた。

  キリリとした五片の花びら
  純白の花弁から顔を覗かせては
  今にもこぼれ落ちそうな雄しべと雌しべ
  これらを包み込む豊かで大きな葉

  チゴユリは いつ出会っても
  端正な姿で佇んでいる
  森林(もり)の中の愛しい寵児だ


出会うごとに様々な表情を見せてくれる、何とも可愛らしく、美しい花だ。

チゴユリの近くのモンタナも、三つほど花を開いた。この花も思い出のある花の一つだ。

  クレマチス・モンタナ - H23.5.7 岡部 -

クレマチス

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  1. 2011/05/09(月) 22:00:00|
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№14 オオヤマザクラ H23.5.10

H23.5.10(火)

  オオヤマザクラ《大山桜》 - H22.5.17 裏磐梯雄子沢原 -

オオヤマザクラ

昨年5月に写した裏磐梯の春の装い。まさに「春紅葉(はるもみじ)」。

裏磐梯の春は遅く、4月の雪解けから始まる。枯木のような灰色をしていた木々が艶々と輝きだし、
やがて新芽が、一様に緑色ではなく、赤色や橙色、オオヤマザクラの桃色など、様々な色で芽吹き出す。
淡い新緑や様々な色をした木々が群れ集い、山笑う春紅葉。秋に比べ、柔らかく、優しく、温もりが感じられる彩りだ。

山に咲くサクラの名前は、単純にヤマザクラだと思いがちだが、
故高瀬喜左衛門先生から頂いた本「会津路の桜」(「花を見たら」参照)は、ヤマザクラについて次のように記している。

「普通ヤマザクラと称しているものには・・・ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラの4種類がある。
・・・(ヤマザクラは)サクラの代表的な種で昔から親しまれ、詩歌に詠まれているが会津では野生はみられない。
・・・(オオヤマザクラは)花色が紅色なのでベニヤマザクラ、また北方に多いのでエゾヤマザクラともいう。
・・・会津の山地にはごく普通に自生している。」と。

越代の桜はヤマザクラで、戸赤の山桜はオオヤマザクラなのだ。

近くのミズバショウが、とても清々しく咲いていた。 

  ミズバショウ《水芭蕉》群落 - H22.5.17 裏磐梯細野 -

ミズバショウ

退院したのが昨年4月17日。
当分の間、福島暮らしで体調回復に向けてのリハビリに専念しようとしたが、どうにも思うようでない。
退院1ヵ月後、思い切って、家内の運転で裏磐梯に行った。1年振りに裏磐梯の春の装いを目にした。
屋外脱出してきたことを二人して喜びながら、これまでとは全く異なる、重みある生命の息づかいを、
しっかりと確かめた。

福島の病院(6月からは二つの病院)への通院が大変だが、福島暮らしから会津暮らしへと方針を変えた。
会津暮らしは10月下旬まで続いたが、冬を迎えてからの自動車の運転や、家内の体調が心配なことから、
福島暮らしにまた戻った。以来会津に一度も戻らずに今に至っている。会津に心動かす今日この頃だ。

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  1. 2011/05/10(火) 21:02:22|
  2. それぞれの桜
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「いつもいっしょ」

H23.5.11(水)

3.11東日本大震災から今日で2ヵ月。

被災された方々の、この2か月間における悲しみや苦しみを思うとき、胸が痛むばかりです。
桜の花は浜・中・会津へと移動し、今は、桃に続き、林檎、梨の花などが、心を和らげるかのように咲いています。

復旧・復興へ向けての取組みも、関係者の並々ならぬご努力のもとで、一つひとつ着実に進められています。
それぞれの果物が実りの季節を迎えるころには、被災地の光景も、今とは大分違ったものとなっていることでしょう。

14時46分 黙祷・・・・・・ 

   《一心(いっしん)》

限りある命だから
蝉(せみ)もこおろぎも
一心に鳴いているのだ
花たちもあんなに
一心に咲いているのだ
わたしも
一心に生きねばならぬ


- 坂村真民「花ひらく 心ひらく 道ひらく」 -

被災された方々が、一日でも早く落ち着いた生活を取り戻すことができるよう、
また、「がんばろう福島!」「がんばろう東北!」「がんばろう日本!」と念じながら、
坂村真民さんの詩「いつもいっしょ」と「果樹畑の花」の画像を組み合わせて、デジブックを作りました。



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  1. 2011/05/11(水) 12:03:28|
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ホタルカズラ

H23.5.11(水)

  ホタルカズラ《蛍葛》 - H23.5.11 岡部 -

ホタルカズラ(1)

5月の連休の頃には、半田山の花たちが沢山咲き誇る。
キクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリ、シラネアオイ、イワウチワなどなど・・・どれも大好きな花ばかりだ。

過日、私の写真の先生と話しをしていたとき、「半田山は大分道がやられて、入れないかもしれないよ」
と教えられた。

早速、桑折町のホームページを開いたら、「★半田山自然公園臨時閉園のお知らせ」とあり、そこには、
「東北地方太平洋沖地震の被害により、半田山自然公園までは車両の通行が出来ません。また、公園施設
や登山道についても、危険な箇所があります。このため、半田山自然公園は、当分の間、閉園しています。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いします。」とあった。

教えられたとおりだった。そこで、半田山はあきらめて、果樹園巡りとなった。
「リンゴの花」「ナシの花」「いつもいっしょ」の書き込みは、その折の写真がベースとなっている。

毎朝、増え続けている庭のホタルカズラの花を眺めては、喜んでいる。
眺めながら、一昨年の個展「山と花たちのつぶやき」の出展作品の中に、半田山で写したホタルカズラを
含めていたことを思い出した。

次は、そのときの添付文と写真。

  ホタルカズラ《蛍葛》 - H16.5.2 半田山 -

「ホタルカズラの「ホタル」は、星型の白い隆起線を蛍の光に例えたとも、また花の背後にある赤いぼかしを
蛍に見立てたとも言われています。つる状の茎は「カズラ」と呼ばれることから、あわせて「蛍葛」。」

ホタルカズラ(2)

しばらくは、庭のホタルカズラが、私たちを喜ばせてくれそうだ。

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  1. 2011/05/11(水) 23:45:15|
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キリシマツツジ

H23.5.12(木)

  キリシマツツジ《霧島躑躅》 - H23.5.9 岡部 -

キリシマツツジ

庭には、自宅を新築(昭和56年)した際に、義父が植えてくれた沢山の樹木がある。
ナンテン、西洋シャクナゲ、ヤマモミジ、デショウジョウ、サザンカ、ツバキ etc.
そんな中にツツジが7本あったが、1本を駄目にしてしまい、今は6本が残っている。

義父は酒を飲めないがヘビースモーカーで、83歳で亡くなるまでタバコを離さなかった。
必要なこと以外余計なことを話さない、寡黙な義父だったが、とても好きな義父だった。
皐月が好きで盆栽作りは名人芸。皐月の話題になると顔をほころばして話をしてくれた。

義父が亡くなったのは、平成7年3月。私が4月から2度目の会津勤めになることを、
とても喜んでくれていたのだが、その直前のことだった。

義父からもらった沢山の皐月が開く前に、ツツジは花を開かせる。思い出深い花だ。

  ツツジ《躑躅》 - H23.5.9 岡部 -

ツツジ

 05122000

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  1. 2011/05/12(木) 23:00:00|
  2. 岡部(自宅)に咲く花
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ヘラオオバコ

H23.5.13(金)

  ヘラオオバコ《箆大葉子》 - H23.5.11 岡部:隈畔 -

ヘラオオバコ(1)

何とも面白い形をしている。
白く飛び出しているのは雄しべだという。花と雌しべはどこにあるのか?

ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代に渡来したという。
和名は、オオバコ《大葉子》の仲間ではあるが、葉が細長くヘラ型であるとの意味。

この花に関心を持つようになったのは、つい数年前のことだ。
平成20年6月下旬、裏磐梯パークボランティア養成の研修会に参加していたときに、
家内から、そのユニークな造形美を教えられた。

それまでは、高山植物や山野草に目を奪われていて、
道端や土手など身近なところに咲く花たちの、逞しさや美しさに気付かせようとしていた
家内の言葉に、無頓着なままだった。

ヘラオオバコは、高山植物や山野草の個性美あふれる姿を求め続けてきていた私に、
新たなステージを準備してくれた。

以来、身近な花との出会いを楽しみに、近くを歩くときもカメラを携えるようになった。
リハビリの一つ、隈畔サイクリングロードの散歩の際も、ステッキとカメラは離さない。
・・・そして、家内の肩も・・・「杖替わりかよ~!」との声が聞こえてくる!

  ヘラオオバコ《箆大葉子》 - H23.5.11 岡部:隈畔 -

ヘラオオバコ(2)


首都直下地震の切迫性
「浜岡停止要請の根拠」に噛み付く櫻井よしこ、地震発生確率も今や大揺れ 園田義明めも。
地震の発生確率について、文系らしく説明してみる ニュースの社会科学的な裏側
特集ワイド:頻発する大地震 「東海・東南海・南海」3連動 足音高まる「首都直下」 - 毎日jp)
武田邦彦 (中部大学) 原発論点6 「民主・自主・公開」と民主党政権
海江田経済産業大臣談話・声明(METI-経済産業省)
長期評価結果一覧 - 地震調査研究推進本部
海溝型地震の長期評価の概要(算定基準日 平成23年(2011年)1月1日)

05132400

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

  1. 2011/05/13(金) 22:27:14|
  2. 岡部(隈畔)に咲く花
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